Ⅵ 恋人 :タロットカード 大アルカナのナナド的解釈

はじめに

6も和訳がぶれていて「恋人」だったり「恋人たち」だったりする。元はLOVERSだから「たち」でいいんだろうか。

5が人々に教えを広めて社会的な輪を築いてゆくカードなら、6は完璧に二人の世界、二人きりの世界、セカイ系エウレカセブンダーリンインザフランキスといったところ。広がる世界と閉じた世界のペアが、5と6なんじゃないかなあ。

 失楽園直前の恋人たちは二人だけの世界の中

f:id:imakomemo:20180422221330j:plain

 

全裸の男女ですね。

まっぱだカーニバルなカードは他にもいくつかあって、これは「何も隠すものがない」という状態を示しているのだとか。まっぱだカーニバルを天使も祝福している。誰だお前。(マルセイユ版ではクピドーというキューピッドの原型になった天使だけども)

 

この二人はアダムとイブで、ここは楽園。後ろにはりんごの樹もあるし、いずれイブをそそのかすことになる蛇の姿もある。

2人の世界ではあるけど、背後の蛇に狙われてるイブが相手の男性でなく少し上の天使を見ているのはちょっと気になる。

「恋人」のカードなので恋愛関係での占いではもちろん最強なんだけども、このカードが示すのは単に恋愛や性愛だけでなく、超絶ベストパートナー、最高の相性、といった意味もある。

たとえば転職活動中で、今選考待ちだったり応募するか迷ってるとかだったりする企業を占ってこれが出たら、単純に色恋沙汰がそこで発生するという意味ではなくて、すごく相性がいい最高の環境、みたいな意味になったりもする。

蜜月。

ただ、蜜月は維持する努力を続けなければいつかは終わる。

閉じた世界は永遠ではなく一時的なものだし、それが完璧に健全かというと私はそうでもないように思える。一時的には必要だしなぐさめにもなるだろうけれど熱病のようなものというか、祭りだからこそいいというか…

「まわりが見えなくなっている」という状態でもあるだろう。

まとめと予告

ということで、目標(1と2)、性質(3と4)、社会性(5と6)、みたいな流れで、次は「力」を示す7と8へ。

 

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です