ゴールデンカムイの表紙がタロットに対応している か?

ゴールデンカムイおもしろいですよね!
序盤でこんなにおもしろくて大丈夫なのかって不安になった1巻から最新刊の18巻までずっと面白いの本当すごい。

ところでゴールデンカムイはベースになっているいろんなネタがあって、わかりやすいのはオタクやってれば基礎教養である江戸貝くん=エド・ゲインとか、キリスト教徒であるとピンとくる新約旧約聖書モチーフの各種エピソードとかいろいろあるのですけど、表紙がタロットカードに対応しているという説も以前からツイッターからちらほら聞いていました。

あーなるほど確かにね、まあなんにでもこじつけられるのがタロットの特性っちゃそうだし…とぼんやり思っていたところで最新刊も出たため一度自分なりにまとめておきます。

 1、2、3

1 魔術師:杉元

積み重ねてきた経験で空白の空間に未来を創り上げていく存在、新しい始まり。意欲。スター性のある華のような存在という意味もあり、まさに主人公。

2 女教皇アシリパ

人智のおよばぬ知恵を持つ理想の女性。高い理想と処女性を示す。女性の教皇というものは存在しないが、モデルとなった聖ヨハンナは男装することでその地位についたという伝説がある。

3 女帝:土方歳三

女性的、というより育む、生み出すものとしての配置と思われる。全てのカードの中で最も強い母性を表す。また、タロットにおいて「3」までは天界のものであり「4」以降が人間である。

4、5、6

4 皇帝:鶴見中尉

全てのタロットの中でもっとも強い父性を示す。タロットの「皇帝」は頼れるカリスマであり支配者でもある。独裁者。
やわらかいマントの下は全身甲冑を着こみ、その玉座は石でできている。

5 教皇:谷垣ニシパ(ヒロイン)

教え導くもの。ルールや倫理を重視し、教え合い高め合う人物、というカード。素直な人物という意味もある。二瓶に教えられ導かれ、今はチカパシを教え導いている。

6 恋人:牛山

情欲、熱情。おいろけエピソード多めな牛山的。熱情はおいろけ要素だけでなくバトル要素にも向いている。精力ってかんじ。燃え上がる欲望のパワー。

7、8、9

7 戦車:キロランケ

自分の力を使いこなす、アクセルとブレーキの両輪をバランスよく使いながら全速力でかっとばしていく存在。単なる猪突猛進キャラではない……

8 正義:尾形

ライダー版では8は「力」だが、どう見てもこれマルセイユ版のほうの並びだな?と思ったため逆にしている。 「正義」は絶対のものでなく、当人の価値観に過ぎない、なにかをまもるためには何かを切り伏せる必要がある、その判断と実行を行う、というような意味。

9 隠者:白石

隠者の逆のイメージではある…ではあるが、あえてここに配置されているならやはり隠者の役割を持っていると思われる。 脱獄力を究めたスキル的な意味ともとれるが、むしろ「見届けるもの」的な意味の方のような… 最終話で老いた白石が回想するみたいなシーンになるのかなあ。

10、11、12

10 運命の輪:杉元

それまでの行動が結果として出てくる、「人事を尽くして天命を待つ」の「天命」にあたるタイミングのカード。 全体としても10と11で金と銀の装丁になりつつ1巻2巻の二人を繰り返しており、シーズン2の開始感あり。

11 力:アシリパ

「戦車」が己の力の制御であるのに対し、「力」は巨大な力を手なずけて使いこなす乙女のカードである。レタラや杉元といった力を使うアシリパをまさに象徴している。

12 刑死者:インカラマッ

当初は12に配置された意図がよくわからなかった彼女も、巻数を追うと「死に場所を探していた=自主的な死刑囚」といえる。また、マルセイユ版の刑死者で描かれている男性は世界一有名な裏切り者、ユダである。

13、14、15

13 死神:鶴見

死神の自称と他称の多い鶴見である。死神には「それまでの経緯や慣習をすっぱり捨てさって新たなスタート」「生まれ変わる」の意味合いが強く、思想とも一致している。

14 節制:土方

死神がそれまでをすっぱりさっぱり捨て去るのであれば、節制はバランスをとって新しいものを創り上げるカードである。錬金術とか、料理にも似ていると言われる。「節制」より「調整」といったほうがイメージがたぶん近い。

15 悪魔:月島

いご草ちゃんエピ読むと「あ…あああ、悪魔…」と崩れ落ちる。悪魔のカードというのは悪魔になるとかでなく「悪魔的な魅力に取りつかれている状態」で、とてもキリスト教圏的だ。描かれている裸の男女は悪魔に囚われているのである。ライダー版の女性はいご草ちゃんに似ている。

16

16 塔:鯉登

嵐のような衝撃でそれまでの価値観がふっとぶ、というカード。これは鶴見中尉堕ちのことなのか、それとも今後に何かが控えているのか…… インカラマッが12巻表紙時点でしっくりこなかったのがのちほどまさに、といった状態になったことから考えると……

まとめ

大アルカナのとおりなら21巻で完結です。でも21巻(+でもしかしたらゼロ巻ぶんのなにかの22巻)で終わるなんて短すぎる、もっと続いてほしいという願望が大アルカナ照応説にあまり乗り気になれなかった理由です。しかし今16か…全体の構成で見ても21で収まる可能性、ありそうだなあ。

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