日本の神託カード

今回はおすすめオラクルカードのひとつ、日本の神託カードについて。

タロットカードになんらかのハードルを持っている人向けにはドリーン・バーチュのオラクルカードシリーズをおすすめしています。

しかしドリーンデッキも扱いにくい、という方も一定数いらっしゃいます。

おおよそは以前の記事でも書いた「相性の合わないデッキを選んでしまったことによるあなたとのカップリング不成立」が要因ですが、ドリーンデッキの持ついくつかの難点にひっかかっていることもあるようです。

バーチュデッキの難点3つ

1、翻訳の際におそらく微妙なずれが発生している

英語と日本語の言語の違い、宗教や生活習慣の違いがあるためどうにもならないと思われます。日本国内の作品であったって漫画とアニメは別テイストになったりするのです、翻訳をはさめばニュアンスが違ってむしろ当然です。仮に言語版の感覚を拾いきっていたとしても、それが日本人の感性に一致するかという問題はまだあります。

2、絵がバタくさくてつらい

まあ公式サイトで見てもらえばわかると思います。最近、大航海時代のソシャゲが萌え絵になって軽く燃えてましたけども、写実的というかマダム趣味な絵柄というか、とくに近年のCG使ったデッキはすごいアメリカンな色で…… 幸いというかなんというか、オラクルカードの絵柄にはタロットほどの意味がないのであまり気にしなくてもいいんですけど……

わたし個人は、ドリーンのオラクルカードはセルフセラピーカードのバリエーションとしては最高だと思ってるんですが、正直言って絵柄はあんまり好きになれません。あと家族がいたら、こういうデッキ持ってたり使ってたりするの見られたらなんか心配されると思う。特にエンジェルアンサーカード。

3、紙製品に出せる予算としては高価

三つ目は、これももうほんとしょうがない、いい厚紙と箱をつけてくれてるし側面が金色だったりもするしベースは輸入した洋書だし、しょうがないんだけど、でも高い。ちょっとした画集みたいな値段。望む効果が得られるか判断しづらいのにえいやと買える値段ではありません。

さて、これらを解決するオラクルカードも日本にあります。ありがたい。

その名も日本の神託カード。

日本の神託カード

日本の神託カード

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日本の神託カードのこういうところがよい

1、翻訳のずれがない

もともと日本人は自然現象を擬人化したり意味づけをしたりして不安に名前をつけて気持ちを落ち着かせたり予知っぽいことをしてきた民族で、一神教が多数派の国とは根っこの考え方が違います。なので翻訳にも限度が出てきます。で、これは神道の国のカードです。

キリスト教生活圏では「天使が見守っている」「神はごらんになっている」という感覚は、日本では「ご先祖がついてる」「おてんとさまが見てる」みたいな概念です。キリスト教生活圏的なオラクルカードの世界観を無理やりかみ砕いたり違和感を持ったまま受け入れようとがんばったりしなくてよいのは日々の占いにおいてけっこう大きい気がします。

2、デザインが日本人好み

そして見た目もよろしい。オラクルカードの持つ、良く言えば神秘的、悪く言えば怪しい空気の真逆。シンプルで雑貨的な趣きすらあるデザインです。このシンプルさは、描き込まれている絵よりも多くの情報量を得ることができます。

もともと日本人は記号化とそこから読み取る力が高い種族です。細密方向に進化した西洋画と戯画的な進化をした日本画の歴史を見ても明らかです。墨絵やモノクロ漫画を鮮やかな色の世界として読み取れるのはどうもアジア系の特殊能力っぽいです。だからアメコミはみんな色がついてるし、典型的日本人な感性のわたしには「あんな適当な塗りをするくらいならモノクロのほうが鮮やかに見えるのにな」と思ったりします。逆に海外のMANGA好きは「みんなフルカラーになればもっと素晴らしいのに」と言ってるようですよ。

なお下記サイトで絵柄が全部確認できます。

日本の神託カード 〜神々と精霊、いのちと大地からのメッセージ〜:占者紹介・占術紹介

3、コンパクト

通常オラクルカード版なサイズも出てますが、トランプサイズも展開しています。日本人の手のひらと住宅事情に優しい。ミニ版は解説書が簡略化されてるらしいですけど… あと小さいので安い。

ていうかkindle版が出てるんですけどどういうことなの。

4、分割しやすい構成

ラクルカードはみんな40枚前後のバラバラのピースのつめあわせなのですが、日本の神託カードはタロットの小アルカナおよびトランプと同じ構成になっています。

13枚の同じ絵柄のグループが4つ、ジョーカー的なカードが一枚の53枚構成。

こういう構成のオラクルカードは珍しいです。同じ絵柄のグループが4つあることで、「全13枚のデッキ4つ」として扱うこともできます。タロットでも小アルカナの剣だけ、カップだけ使って占うというやり方があります。決断が必要な相談には剣13枚だけ使ってワンオラクル、人間関係に関する相談は小アルカナの人物カード16枚だけ使うとか、お金に関する相談は金貨の13枚だけ使うとか、出来事の性質を知りたいときはエース4枚だけ使うとか。

神託カードの4つの分類はおおざっぱにいって「神仏系」「妖怪系」「精霊系」「聖域系」です。「場」に意味を持たせる考えも海外系オラクルカードには見られない特徴です。

分割したミニデッキ的なものを全13枚として扱ってもよいし、デッキ二つとして「重ねて」使うことも可能です。

物質的にも枚数的にもコンパクトに始められる、というのが島国日本的といえるかもしれません。

まとめ

そんなわけで、タロットカードは難しいし怖い、ドリーンデッキもピンとこなかった…という方には最後の砦として日本の神託カードをおすすめしています。

こちらのチーム?は、日本の神様カードや龍神カードも出していますが、個人的には神託カード一押しです。日本神話にもともと詳しい、神社巡りが趣味などであれば日本の神様カードもよいでしょう。個人的には日本の神様カードは難しかったんで日本書紀でも読んだあとにリベンジしたいですね…

さて、これもいまいちとなるとカード以外の占術の適性の方が高いのではないでしょうか。

いっそ概念のみが横たわるルーン占いやジオマンシー、あるいは西洋占星術紫微斗数といった命術系を探してみるのもいいかもしれません。西洋占星術聖闘士星矢紫微斗数封神演義に沼った経験があると習得しやすいそうですよ。

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